7月27日、下関市消防操法大会に建設消防委員として出席しました。
下関市内の消防団のみなさんが、ポンプ車操法、小型ポンプ操法による消火活動訓練を披露し、競いあうものです。今年の操法大会は20日に開催の予定でしたが、台風接近のために一週間延期となり27日になりました。そのために出場できなかったチームもあったり、急遽出場者を交代したチームもあったそうです。炎天下のなか、25チームのみなさんがこの数ヶ月間の特訓の成果を披露されました。
消防出張所の統合をはじめ、職員や緊急車両の配置などの機能縮小によって下関市の消防の体制も決して満足とはいいがたいのが現状です。高齢化により救急出動件数の増加が著しい今、消防や救急がたどり着くまでのあいだに消防団員の方が重要な初動の部分を担っておられ、それによって人命が救われています。すばやく無駄のない動きからは、一秒を争う現場と向き合う緊張感が伝わってきました。市議会としてできることはなにかを考えると、かかわっておられる方々が活動しやすいように、現場の声を代弁したり、支えることだと思います。企業の自衛消防団以外は若い世代の入団がないことに苦慮する思いも聞かれます。そういった問題もみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
消防団のみなさま暑いなかお疲れ様でした。ありがとうございました。