11月3日、市内大学町にある下関市夜間急病診療所がリニューアルオープンし、内覧会に参加しました。
昭和52年に「下関市休日夜間急病診療所」として開設した旧診療所は41年が経過し、老朽化が指摘されていました。加えて、昨年に新型コロナが流行したこともあり、感染症疑い患者を受け入れる専用の施設はなく、これまでテントやプレハブの施設で対応してこられました。
この度、国の交付金も活用して建替えられた施設は感染症疑い(発熱など)の人とそうでない人の動線を分けており、安心して診察や治療が受けられる施設になりました。例えば発熱など感染が疑われる患者さんは、車を感染診察室まで一般の患者さんと接触することなく検査を受けたりそのまま診察できるつくりになっています。
新型コロナの流行後には発熱外来としての役割ももち、十分な設備のないなかで医師や看護師の方々が対応にあたってくださってきました。そうした方々の切実な要望がようやく実現し、市民のみなさんが安心して医療を受けられる施設ができたことは本当に喜ばれているようです。
夜間の急な体調の悪化のさいには、不安ななかで我慢することなく診療所で診療・相談されることをお勧めします。