下関市議会では現在、議員の定数について話し合いがおこなわれています。
昨年から下関市議会議員定数等調査特別委員会が開催され、議員定数等について広く市民の意見を求めるために、市民アンケートが無作為の市民1000人に対しておこなわれたり、自治会やまちづくり協議会などの団体にも意見を求めてきました。
アンケート結果はホームページで公表されていますが、市民アンケートの結果では、市民の生活や感情と乖離した市議会の実態を市民から鋭く指摘されるものとなり、「議会が市民の役にたっていない」「ただいるだけの議員ならいらない」と感じていることがわかり、同時に定数を減らしたほうがいいといった意見が多くなっているように思います。
定数についてはもうすぐ結果が出ますが、問題だと思うのは、定数や報酬についての議論がされていることを知らない市民のほうが圧倒的に多いことです。定数や報酬の増減については、市民自身が「市民の代表の議会とはどうあるべきなのか」というところから考え、下関市の課題と結びつけて考えなければならない問題だと思うからです。特別委員会は12月に青森に視察に行っていますが、その前に下関市民のなかでこのことが議論されるべきではないでしょうか。ただ減らしただけで今の議会が飛躍的によくなるとは思う人はいないでしょうし、私はむしろ議員報酬のほうを削減するべきではないかと考えています。
市民のみなさんはどのように考えられているでしょうか。ぜひご意見をお聞かせください。