2025年を迎え謹んでご挨拶を申しあげます。また、昨年1年間の活動を支えていただいた市民のみなさまに改めて感謝申し上げます。
2期目に入って2年目の活動もさまざまな現場の実情を教えていただきながら、「市民全体のためにとってどうなのか」を判断基準にして、行政にかけあい、議会での質問としてとり上げてきました。
とくに昨年1年は、コロナ後の経済回復もままならないなかでの急激な物価高騰などが影響し、直接生活にかかわる部分に関するお話やご相談を聞くことが増えてきたように思います。さらに、他自治体よりも早く少子高齢化と人口減少が進んでおり、産業の衰退をはじめ、後継者不足による問題が年々厳しくなっています。地域コミュニティの力が弱まり地域の存続すら危うい状況もあれば、年齢を問わず孤独、孤立が進行し、行政が果たさなければならない役割が大きくなっているように感じます。
そのような市民生活の実態に対して市政は機能しているのか、今しなければならないことは何なのか。今まで以上に現場に食い込み、下関の実態を反映しながら市民全体のために機能する市政にしていくため努力したいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本池涼子