下関市では今年4月1日からごみの出し方が変わり、これまで「ビン・缶」(黄色いゴミ袋)で出すことができていたスプレー缶やカセットコンロ用のガスボンベ等が、有害ごみとして戸別収集に変わりました。
まだ市民のみなさまのなかには変更を知らない方もあり、「違反ごみ」としてゴミステーションに残されるものが多いため自治会のみなさまが苦労されているとのお話を耳にしましたので、改めて書かせていただきました。
これまでは空になったスプレー缶等は穴を開けてガス抜きをしたうえで「ビン・缶」に入れることができていましたが、今年4月から変わり、
1、スプレー缶やガスボンベは、中身を使い切ったら、穴は開けずに、45ℓ以内の透明または半透明の袋に入れる
2、100円の処理券をスーパーやコンビニ等で購入してその袋に貼る
3、電話やインターネットで、有害ごみの収集日(ごみ収集カレンダーに記載)に申し込む
4、当日朝に自宅前に出す
といった手順の戸別収集に変わりました。(有害ごみの出し方の変更について [PDFファイル/364KB])
ごみの出し方は自治体によってさまざまで、粗大ごみや有害ごみについては専用のステーションを設置している自治体もあれば、あらかじめごみカレンダーで決められた日に、申し込みなしで出せる自治体もあります。
下関市の新たなやり方はそれらの自治体と比較しても非常に複雑なものになっています。下関市にも出し方の周知を求めたいと思いますが、これを決めるさいに市民にわかりやすい出し方、違反ごみが増えないようにする方法を、自治会関係者の方々に相談し一緒に決めてもよかったのではないでしょうか。今回のことに限りませんが、街のことをみんなで一緒に考えていくことが本当の意味での「まちづくり」ではないかと、自治会長さんたちのお話を聞いていて思いました。
いずれにしても出し方は変わっていますので、周りのみなさまにもお知らせいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。