2025年を迎えてのご挨拶

2025年を迎え謹んでご挨拶を申しあげます。また、昨年1年間の活動を支えていただいた市民のみなさまに改めて感謝申し上げます。

2期目に入って2年目の活動もさまざまな現場の実情を教えていただきながら、「市民全体のためにとってどうなのか」を判断基準にして、行政にかけあい、議会での質問としてとり上げてきました。

とくに昨年1年は、コロナ後の経済回復もままならないなかでの急激な物価高騰などが影響し、直接生活にかかわる部分に関するお話やご相談を聞くことが増えてきたように思います。さらに、他自治体よりも早く少子高齢化と人口減少が進んでおり、産業の衰退をはじめ、後継者不足による問題が年々厳しくなっています。地域コミュニティの力が弱まり地域の存続すら危うい状況もあれば、年齢を問わず孤独、孤立が進行し、行政が果たさなければならない役割が大きくなっているように感じます。

そのような市民生活の実態に対して市政は機能しているのか、今しなければならないことは何なのか。今まで以上に現場に食い込み、下関の実態を反映しながら市民全体のために機能する市政にしていくため努力したいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

本池涼子

12月議会が始まりました。

2日から12月議会(令和6年第4回定例会)が始まりました。

今回、提案されている議案は以下のとおりで、3日から常任委員会がおこなわれています。

https://www.city.shimonoseki.lg.jp/uploaded/attachment/82080.pdf

10日からは一般質問が始まります。今回、私は「下関漁港南風泊地区高度衛生管理整備事業」と「菊川ふれあい会館外壁改修工事」について質問します。

質問順位表は以下のとおりです。

https://www.city.shimonoseki.lg.jp/uploaded/attachment/82187.pdf

新下関市立市民病院についての説明会が開催中です。

統合計画が持ち上がっている下関市立市民病院㊤と下関医療センター(旧厚生病院)

下関市が、「下関市立市民病院」と「下関医療センター」を統合し、新たな病院を整備する計画についての説明会を今月1日から開催しています。

この説明会は6月に策定した「新下関市立病院に関する基本構想」についてのもので、内容は急性期機能を担ってきた4つの公立・公的病院を再編し、3病院体制にするものです。基本構想には、市民病院と下関医療センターを統合してできる新病院の整備にあたっての考え方、新病院が担うべき医療機能、運営形態、建設候補地(幡生ヤード)、整備方法などについての方向性が記してあります。

説明会の日程ですが、残る会場は以下のとおりです。

8月20日(火) 長府東公民館

8月21日(水) 川中公民館

8月28日(水) 勝山公民館

8月29日(木) 彦島公民館 ※台風のため中止になりました。

時間はすべて19時~20時まで。

これまで市民全体に向けてはシンポジウムが開催されたり、一部の地域に対する説明、パブリックコメントなどはおこなわれていますが、直接この事業について市民全体に向けた説明会を開催するのは初めてのことです。

3月議会では個人質問をしましたが、質問後にも、「病床の規模についてもっと話し合わなければならないのではないか」「病院が遠くなるので不安だ」「せめて公共交通をきちんと整理し、市民が病院に行けるようにしてほしい」「新病院に精神科を置かないのはなぜなのか」「医療スタッフが足りない」「新病院もいいが、旧郡部の医療についてもっと考えてほしい」などのさまざまな角度からの意見が寄せられています。

今は「構想」ですが、みなさんの意見を踏まえて今年度にはより具体的な「計画」ができていく予定です。可能な方はご参加していただきたいですし、説明会を通じてみなさまの意見をどんどん市に伝えていただければと思います。