新下関市立市民病院についての説明会が開催中です。

統合計画が持ち上がっている下関市立市民病院㊤と下関医療センター(旧厚生病院)

下関市が、「下関市立市民病院」と「下関医療センター」を統合し、新たな病院を整備する計画についての説明会を今月1日から開催しています。

この説明会は6月に策定した「新下関市立病院に関する基本構想」についてのもので、内容は急性期機能を担ってきた4つの公立・公的病院を再編し、3病院体制にするものです。基本構想には、市民病院と下関医療センターを統合してできる新病院の整備にあたっての考え方、新病院が担うべき医療機能、運営形態、建設候補地(幡生ヤード)、整備方法などについての方向性が記してあります。

説明会の日程ですが、残る会場は以下のとおりです。

8月20日(火) 長府東公民館

8月21日(水) 川中公民館

8月28日(水) 勝山公民館

8月29日(木) 彦島公民館 ※台風のため中止になりました。

時間はすべて19時~20時まで。

これまで市民全体に向けてはシンポジウムが開催されたり、一部の地域に対する説明、パブリックコメントなどはおこなわれていますが、直接この事業について市民全体に向けた説明会を開催するのは初めてのことです。

3月議会では個人質問をしましたが、質問後にも、「病床の規模についてもっと話し合わなければならないのではないか」「病院が遠くなるので不安だ」「せめて公共交通をきちんと整理し、市民が病院に行けるようにしてほしい」「新病院に精神科を置かないのはなぜなのか」「医療スタッフが足りない」「新病院もいいが、旧郡部の医療についてもっと考えてほしい」などのさまざまな角度からの意見が寄せられています。

今は「構想」ですが、みなさんの意見を踏まえて今年度にはより具体的な「計画」ができていく予定です。可能な方はご参加していただきたいですし、説明会を通じてみなさまの意見をどんどん市に伝えていただければと思います。

6月議会が終わりました。【一般質問のご報告】

6月25日に一般質問をおこない、「部活動の地域移行」を主に質問しました。中学校の部活動をめぐっては、国が「地域に移行する」という方針を出しています。その背景には、少子化の問題や先生方の働き方改革がいわれているのですが、「地域に移行」といっても地方にはその受け皿もなく、子どもたちが平等にスポーツや文化活動をする場所・機会が失われることが心配されています。今回、下関市内の中学校や高校の先生、クラブチームの関係者のみなさんに現状や思いをお聞きし、下関市での部活についてどう考えていくのか、質問をさせていただきました。テーマとして答えを出せるものではありませんが、「子どもにとってどうか」の議論が今後深まっていけばいいなと思っています。

ご協力をいただいたみなさま、ありがとうございました。

質問の動画はこちら↓です。

https://shimonoseki.media-streaming.jp/recording/meeting/detail/804

文字起こしについては後日掲載します。

2023年の議会活動をまとめた報告集を作成しました。

市議2期目に入ってから1年の議会での一般質問や個人質問、執行部とのやりとりなどをまとめた報告集(A4判・35ページ)を作成しました。

民設民営方式で始まった新給食センターを含む学校給食の問題、山口県ではとくに遅れている難聴児教育の支援体制や予算の拡充などに加え、正しく解決するどころか議会として闇に葬っているといわざるをえない歴代正副議長の公用タクシーチケットの私的利用問題のその後についても執行部とのやりとりを記録しています。

市議会の現状を市民のみなさまに知っていただくための材料としていただきたく思います。

日頃から議員活動を支えていただいている市民のみなさまにお届けさせていただいておりますので、ぜひご覧いただき、忌憚のないご意見をよろしくお願いいたします。活動報告は事務所にもありますので、ご希望の方はお声かけください。

なお、7日から6月議会が始まっております。19日からは一般質問が始まりますが、私の質問日は25日で今回は「中学校部活動の地域移行」を主に質問します。関心がある方はぜひ見ていただけますと幸いです。

下関市議会カレンダー