2023年の議会活動をまとめた報告集を作成しました。

市議2期目に入ってから1年の議会での一般質問や個人質問、執行部とのやりとりなどをまとめた報告集(A4判・35ページ)を作成しました。

民設民営方式で始まった新給食センターを含む学校給食の問題、山口県ではとくに遅れている難聴児教育の支援体制や予算の拡充などに加え、正しく解決するどころか議会として闇に葬っているといわざるをえない歴代正副議長の公用タクシーチケットの私的利用問題のその後についても執行部とのやりとりを記録しています。

市議会の現状を市民のみなさまに知っていただくための材料としていただきたく思います。

日頃から議員活動を支えていただいている市民のみなさまにお届けさせていただいておりますので、ぜひご覧いただき、忌憚のないご意見をよろしくお願いいたします。活動報告は事務所にもありますので、ご希望の方はお声かけください。

なお、7日から6月議会が始まっております。19日からは一般質問が始まりますが、私の質問日は25日で今回は「中学校部活動の地域移行」を主に質問します。関心がある方はぜひ見ていただけますと幸いです。

下関市議会カレンダー

2024年を迎えてのごあいさつ

2024年を迎え謹んでご挨拶を申しあげるとともに、昨年1年間の活動を支えていただいた市民のみなさまに心より感謝申し上げます。

昨年2月の市議選で再び市議会に送り出していただき、あっという間に1年がたちました。1期目同様、市民のみなさまからさまざまな現場の実情や思いを教えていただきながら活動してきました。

「市民全体のためにとってどうなのか」を判断基準に、教えていただいた問題に向きあい、行政にかけあったり、質問としてとり上げてきました。不十分さもあるとは思いますが、より多くの市民の方々と一緒に問題を考えていくことができたように思います。

下関市は他の自治体よりも早く少子高齢化と人口減少が進んでおり、産業の衰退をはじめ後継者不足による問題が年々厳しくなっています。そのこともあって地域コミュニティの力が弱まったり、地域の存続すら危うい状況もあり、行政が果たさなければならない責任は大きくなっているように感じます。

市民の代表として、今まで以上に現場にくいこみ、さまざまな問題を通じて市民全体のために機能する市政にしていくための努力をしなければならないと思っています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

本池涼子               

新学校給食センターに関する動画が配信されています。

来年4月から稼働する予定の民設民営方式の新学校給食センターについて、下関市教育委員会が説明動画をつくり、7月31日から配信しています。市民のみなさまもぜひご覧になっていただければと思います。(下の動画は下関市のホームページから)

新センターの稼働に関しては、まだ不確定な点が多くあり、保護者や現場の方々から不安視されているのも事実です。この動画でそれらが解消されるのかも不明ですし、そもそもこの動画をもって関係者への「説明」となるのか疑問に思います。

アレルギー対応に関してこれで安心できるのか、栄養教諭の配置が未確定ななかで具体的に学校での受け取り体制がどうなるのか、そうした視点からも見ていただき、保護者、関係者はもちろん、市民のみなさまのご意見をお寄せいただければ幸いです。

なお私としては、保護者の声を直に聞き、それらに応える責任が、民設民営のセンターを決めた教育委員会にあると思っています。したがって、学校単位での説明は引き続き求めていくつもりです。

南部学校給食共同調理場