感染が不安な方へのPCR等検査について

下関市では陽性者が急増して、これまででもっとも多い数字となっています。そんななかでご自身や家族が感染していないかどうかを確認するために検査をしたいとの声が寄せられています。陽性者が増えればそれだけ濃厚接触者や関係者は増えてくるのは当然ですので、検査を必要とする方が増えています。

山口県や下関市に確認したところ、感染への不安がある人を対象とした検査(無料)を受ける方法は3つあります。

1つ目が県の設置した検査所で、下関市の検査所は下関市薬剤師会館(秋根南町二丁目3-1)です。ドライブスルーを基本に検査を受けることができます。開設日は月、水、金曜日の10時~14時で事前予約が必要です。電話番号は080-7833-3053。(3月11日現在、市内12カ所で検査ができるようになっています。)

2つ目の方法として県全域を対象とした山口中央検査所とオンライン検査所があります。山口中央検査所(県政資料館二階 山口市滝町1-1)の開設日は火、木、金、土、日の10時~16時。現地で検査を受けることができますが、事前予約が必要です。電話番号は083-902-2224。 山口中央オンライン検査所は予約すると検査キットが送られてきますので、自宅でPCR検査の検体を自己採種したり抗原検査をするさいに結果確認をオンラインでしてもらうことができます。電話番号は山口中央検査所と同じ083-902-2224です。

3つ目が、郵送で検査キットを申し込む方法で、各市町の受診相談窓口へ申し込みをすると自宅に検査キットが送られてきます。送られてきたキットで検体(唾液)を自己採取して検査機関に送付すれば、後日電話にて結果が通知される仕組みになっていいます。下関市の受診相談窓口は083-242-0134(平日9時~17時)です。つながらない場合は、山口県PCR受付窓口083-920-5670でも受付ができます。

これらの検査は無症状で感染への不安がある人のためのもので、すでに発熱等の症状のある人は速やかに病院を受診してください。医師の判断で検査を受けることができます。

全国的な感染急増により、検査体制がおいついていない状況にあり、体制としては非常に不十分です。いつ感染してもおかしくない状況になっていますが、マスクの着用はもとより、手洗い、うがい、消毒、換気など基本的な対策をお願いいたします。

2022年を迎えてのご挨拶

2022年を迎え謹んでご挨拶を申しあげるとともに、昨年1年間の活動を支えていただいた市民のみなさまに心より感謝申し上げます。

昨年を振り返ってみますと、一昨年から引き続いて新型コロナウイルス感染症の拡大と市民生活への影響、そうしたなかでどう暮らしを守っていくかが課題になった一年であったように思います。昨年はワクチン接種もあり感染症に対して一定の対処方法はできてきたように思いますが、現在もいつ、だれが感染してもおかしくない状況はかわっていません。

コロナによって拍車のかかった不安定な社会で、さまざまな現場でみなさんが懸命にたたかっておられ、そのおかげでなんとか「今」が回っています。しかし、個人の努力ではどうしようもない現状も続いており、行政が実情に見合った支援をおこなっていくことがこれまで以上に必要になっているようにも感じます。

市議会に送り出されて3年になりますが、市民のみなさまからさまざまな実情を教えていただきながら活動してきました。その都度、市政にかけあってきたものもあれば、とくにとりあげるべき課題については一般質問でとりあげてきました。詳細についてはご報告させていただいていますが、市民にとってどうなのか、市民目線でどう考えるのかを判断基準にして、発言してきました。不十分さもありますが、さまざまな問題を取り上げるにあたって取材していくなかで、一緒に問題を考え活動するみなさまと出会えたことも大きかったです。

下関市の抱える課題は大きく市民全体で考えなければならない課題もある一方で、私自身もっと現場の実情や思いを学び、市民全体のために機能する市政にしていくための努力をしていかなければならないと思っています。この3年間の活動を見つめなおし、より多くの市民のみなさまとつながり、下関をよくしていく動きをつくる一年にしたいと決意しています。本年もよろしくお願いいたします。

本池涼子

学校給食新調理場の説明会がおこなわれています。

下関市教育委員会が新学校給食共同調理場についての保護者説明会をおこなっています。日程は、19日(金)、21日(日)18時45分~彦島公民館、24日(水)18時45分~勝山公民館、27日(土)10時~勝山公民館です。

下関市では南部学校給食共同調理場(彦島)の老朽化にともなう建て替えがおこなわれる予定で、南部調理場の受配校(9校)だけでなく市内中心部をはじめとした自校式の学校も含め、23校約8000食の給食をつくる大規模な調理場を民設民営方式で建設・運営していくことが決まっています。対象校のうち、現在給食室で給食をつくっている学校では給食室がなくなり、センターから運ばれてくるようになります。単に「老朽化した施設の建替え」という問題にとどまらず、民間業者に運営をまかせていくことや、栄養教諭が配置されないこと、アレルギーや食材のことなど、不安や疑問の声を頂いています。

このたび初めてとなる説明会ですが、場所が校区外の公民館であることなどから参加しにくいとの声を頂いています。実際、21日の彦島公民館での説明会に行ってみましたが、保護者の参加は数人でした。19日も数人だったそうです。

これをもって「説明会をした」というのもおかしな話ですし、本来なら一校ずつ、もしくはせめて近隣の公民館などで丁寧にしなければならないものです。教育委員会は内容が固まった段階で学校ごとに説明をするといっていますが、保護者や関係者からの直接の意見を聞かないままどんどん内容が決まっていくことになります。現段階で保護者の方にはぜひ内容を知っていただき、子どもたちの給食のあり方についてのご意見・ご要望を出していただきたく思います。

お忙しいなかではありますが、ご都合のつく方はぜひ参加されてみてください。

残る日程は、明日24日(水)18時45分~、27日(土)10時~、両日とも勝山公民館です。