考えよう!下関の「食」と「農」

10月31日、市民のみなさんと下関の食と農を考える勉強会をしました。

講師として来ていただいたのは、日本の種子(たね)を守る会の印鑰(いんやく)智哉先生。実は今、私たちが安全だと信じてきた日本の「食」は大きく変わろうとしており、話題になっている「種子法廃止」や「種苗法改定」とはなんなのか、「ゲノム編集食品」とはなんなのか、詳しく知りたいというみなさんの声で実現しました。私自身、お話を聞いて驚くことばかりでした。

いくつか紹介しますと、子どもたちの発達障害やアレルギーの増加の原因が「食」にあると指摘されています。外国では流通が規制されている「遺伝子組み換え食品」の表示がなくなります。「ゲノム編集食品」が入ってくるようになります。これだけ見ても大変な内容です。

今起こっていることを知り、安心して暮らせる下関、日本をつくっていくのは私たち自身だと痛感しました。ぜひ市民のみなさまにも知っていただきたい内容ですので、ご覧いただければと思います。講演内容はこちら↓

「食と農のあり方が世界を変える 印鑰智哉氏の講演」(長周新聞)

なお、参加されたみなさんからは、今、下関市が計画している8000食分の学校給食調理場の建設に対する意見なども出されました。