4月12日の申し入れに対する前田市長からの回答について

令和2年から市民のみなさまとともに調査・追及をしてきました、下関市議会正副議長の公用タクシーチケットの使用に関する問題について、4月12日に前田晋太郎市長に申し入れをおこないました【報告済み】。この質問事項に対する回答が4月26日に来ましたので、遅くなりましたが報告いたします。

まず回答ですが、以下の通りです。

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質問事項に関する回答について

令和5年4月12日付で提出のあった質問事項(1~3)について、以下の通り回答いたします。

【回答】
 市民への説明責任は議会において果たされるべきものだと考えておりますが、ご指摘のタクシー代の支出については、令和2年6月の監査結果と同様の認識でございます。

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これだけです。果たしてこれは「回答」といえるでしょうか。

ことは、下関市議会の歴代正副議長が、豊前田や唐戸の歓楽街から夜の10時~12時に公用タクシーチケット(税金)を使って帰宅していた問題です。市民から疑問の声が上がったことで調査がなされ事実が明るみに出ました。公用タクシーチケットは公用車の代用として使うもので、「公務」にしか使えないものです。

しかし、市長が回答でのべている「監査結果」は、公務証明もない、夜遅くに豊前田や唐戸などの飲み屋街からの帰宅や、複数乗車、あげくは知人を送って大回りして帰宅するといった使用まで、すべて「適当」としたのでした。このたび、市長が「同様の認識」ということは、重ねて、適正使用であったといっているということです。
 

ではなぜそのように判断するのか。それを質問事項では尋ねています。

質問事項1では、「本件タクシー代の使用は適正な使用であり、その支払(支出)は適正な支払(支出)であると考えていますか。私的な会合(飲み会等)からの帰りのタクシー代に市民の税金を使うことが適正であると考えているなら、その理由、根拠は何ですか」としていましたので、適正であるというのであれば、その理由・根拠をきちんと答えなければならないはずです。見方によっては部分的には回答しているようですが、再度「適正使用だった」ということをいっているほか、回答にはなっていないように感じます。そしてそれは税金を納めている市民に対して大変不誠実です。

夜遅い時間まで豊前田や唐戸の飲み屋街でおこなわれる「公務」などあるでしょうか。夜遅くまである私的な会合(飲み会等)からの帰りのタクシー代は自分で支払うべきで、税金を使われることが許されるはずがありません。それをよしとするのであれば、その理由をきちんと答えるべきです。

そしてもう一点、「市民への説明責任は議会において果たされるべきものだと考えておりますが」とあります。質問事項では市民への説明責任について、果たされていると思うのか否か、果たされていないのであればなぜ議会事務局職員に対して説明責任を果たすようなぜ指揮・命令しないのか、と問うていましたので、これにも回答はないことになります。

また、市民に対して説明責任を負っているのは議会ではなく市長のはずです。議会費においても支出の最高責任者は前田市長です。議会においてその使用が正されなければならないのは事実ですが、支出に関して責任を負っているのは市長であり、議会事務局が答えないのであれば市長が説明責任をはたさなければならないはずです。そのことは執行機関と議決機関の大きな違いですので、指摘しておこうと思います。

以上のように、回答は来ましたがその内容は市民に対して非常に不誠実なものだといわざるをえません。この回答に関しては今後も追及をしていきたいと思っています。市民のみなさまのご意見をお待ちしています。

第84回下関ふく供養祭に参列しました。

4月29日㈯に南風泊市場でおこなわれた「第84回下関ふく供養祭」に参列しました。

ふく供養祭はシーズンが終わる毎年4月29日に下関ふく連盟が開催されているもので、命をささげた「ふく殿」に感謝すると同時に、次期の豊漁や発展を願う行事です。新型コロナの流行により中止や規模を縮小しての開催でしたが、このたび4年ぶりのコロナ前と同規模の開催となりました。

多くの関係者のみなさまの参列のもと、命をささげた「ふく殿」へ感謝の気持ちを込めおこなわれる供養祭は二度目ながら大変荘厳で、下関の産業としての大きさを再認識させられました。

今シーズン獲れたなかでももっとも大きいフグを獲った長門市通の漁師さんには「大ふく賞」が贈られました。重量は11・2㎏だそうです。

フグ業界をとりまく現状としては、天然ものは不漁が続き、養殖ものは飼料価格の高騰など大変厳しいものがあるそうです。しかし、関係者のみなさまのご努力により取り扱い数量、金額ともに前年を上回ったそうで、そうしたことへの安堵と喜びもうかがえました。

「下関=フグ」というイメージは確かに全国で定着していますが、大変高級でもあり、市民が頻繁に口にできるものではないかと思います。ただ、こうした伝統行事がこれほど盛大におこなわれていることからも、フグやその業界が下関にとって非常に大きな存在であることがわかるもので、今後多くの市民の方々の目に触れられたらいいなと感じました。